きっと...






「でもね、新人だったあたしは
どう接したら、茉央の気持ちを軽く
してあげれるのか、...
分からなかった。


でもね、ある日から、屋上に来るのが
茉央だけじゃなくなったの。
相模永和っていう男の子なんだけど...


それから毎日茉央と永和が
何かを話しては楽しそうだった。
茉央の本当の笑顔を始めて見た
気がした...」




そこで、先生は一筋の涙を流した。
きっと、思い出させてしまったんだろう。




でも、もう後には戻れない。
最後まで聞かなきゃ...



あたしは、先生が
落ち着くのを待った。