《桐員の鬼鉄壁》とは。

まあ、もちろん私のことで、それがどういう意味を指しているのかは説明しなきゃ駄目?
駄目、か・・・。



思い出。
良い思い出と悪い思い出の混ざった、千原雪愛の、中学の時のお話。

私は、小学1年生からバスケを、小学4年生からバドミントンを始めていた。
そりゃもー忙しい毎日。
まあ楽しかったし、私は運動神経もいい方だったから、両方のスポーツで有望な選手であれた。

2年前、まあ、中2のとき、二つの出来事が起きた。

中学では、バドミントン部が無かったから、バスケ部に入部していた。
そしてなんと、キャプテンに任命されてしまった。
嬉しく思い、より一層気を引き締め、練習していた。
丁度そのころはバドミントンのほうも好調で、なんだか何もかもがうまくいっていた。


だけど。

慣れないことはうまくいかないもので。


私は確かに、バスケがうまかった。
でもそれを自信にしすぎたせいで、チームメイトのミスを怒鳴るようになった。
私だってミスするにさ、今考えると馬鹿ばかしいなぁ。
それで、チームメイトから白い目でみられるようになった。
当然のことだ。

でも、この頃の私は荒れていて。
他校でも私は怖いという評判。


それだけじゃなかった。

ていうかむしろ、こっちのほうが重大。

同じころ、バドミントンでも嫌なことがあって。
というか、これをきっかけにバドミントンを辞めるハメになったんだけど・・・。
2つ上の男に私のバドミントンのプレイをけなされた。
バスケで不調、そのイライラが表にでてきたのか、バドミントンのプレイもめちゃくちゃになっていって。
敵視していたこの男に、

男「お前もう、バドミントンやめたら?
下手くそすぎるよ。」

これを聞いて私は一瞬で壊れた。

使っていた何本ものラケットを、全てバキバキに壊して捨てた。
・・・思い出のある一本だけ残してね。
バドミントンの思い出は全部消しちゃおう。



ここまでが、中2の夏の初めの思い出。