あいつが個室から出て行った後、少しして廉造はトイレに行った。
残った私達は少しの沈黙の後、みんな思い思いの発言をした。
「あいつ、やっぱ変わってねーな。」
「変わんねーだろ。」
「あたしやっぱり嫌いだ。あいつ。」
「蒼君ともっと喋りたかった~。」
「怖かった…よね。」
最後の私の一言がみんなの動きを止めた。
みんな思っている事は一緒。
頷くみんなの顔は廉造と仲良くなる前の顔だった。
トイレから戻ってきたら、また嫌な空気になるのかな…。
そんな事を思っていた。
だが、いつまで経っても廉造は帰って来なかった。
残った私達は少しの沈黙の後、みんな思い思いの発言をした。
「あいつ、やっぱ変わってねーな。」
「変わんねーだろ。」
「あたしやっぱり嫌いだ。あいつ。」
「蒼君ともっと喋りたかった~。」
「怖かった…よね。」
最後の私の一言がみんなの動きを止めた。
みんな思っている事は一緒。
頷くみんなの顔は廉造と仲良くなる前の顔だった。
トイレから戻ってきたら、また嫌な空気になるのかな…。
そんな事を思っていた。
だが、いつまで経っても廉造は帰って来なかった。
