美月SIDE



「地味子ぉー、掃除変わってくんない?」



「どうせ暇でしょ」





女子の柄の悪い二人が私に絡んでくる。



あのね、こう見えても...



って、絶対に見えないんだけど、



私、一応モデルですからね。



時間はないのよ、普通に。



「私、この後用事だから」



「えー、地味子が変わってくれない。彩もなんとか言ってよー」



その2人は彩に助けを求める。