でも、翔を好きな私からしてみれば・・・




そんなのどうでもいい。


むしろ、その優しさをあの子にもあげてるんだなとか思っちゃう。




「ほんと、元気ないね。ていうか、そろそろそのダサい髪形とダサいメガネやめたら?」




「無理です。これがないとばれちゃうから。」




「でも、こんなに可愛いのにもったいないじゃん。」




可愛くないし・・・



あの日から辻君は私にいろいろと構ってくれるようになった。




でも、どうやら辻君から言わせてみても私は地味子らしいんだ。



地味子じゃないもん、とりあえずおさげじゃないし!