「あるよ。しかも今日は雑誌の表紙の撮影。」
「やばくないか、それ。一応事務所に一言言ってから撮影やるか。」
なんか、嫌な予感がする。
前にもこんなことあった。
ちょうど飛んできた小石で顔を切った。
そん時は少し小さかったから何とか許されたんだけど。
「なんて顔してるんだよ。表情が変顔レベルだぞ。」
「・・・失礼すぎるんですけど。」
でも、なんだか気分は底辺にさまようレベルでへこんでる。
「俺も一緒について行ってやるから。」
「・・・うん。」
とりあえず、球技大会どころじゃない。
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