ガツン!! 鈍い音がして私の顔面に直撃したサッカーボール。 「美月っ、大丈夫!?」 彩があわてて私の顔についた土をはらってくれる。 「大丈夫かっ・・・?美月。」 その聞いたことのある甘いテノールの声で顔を上げた。 「・・・翔」 「・・・翔君」 額に汗を浮かべながらコートから走ってきた翔がいた。