隣で顔を赤らめる彩。
こんな可愛い子に告白なんかされたら絶対に簡単に付き合えちゃうんだろうな。
「彩なら可愛いから絶対大丈夫だよ!」
私は、思いっきり本音を言った。
「そんなことないよ。私なんか一目ぼれでいつも遠くから見てるだけなんだ。」
「・・・そうなんだ。」
でも、こんなに彩ほど大きな声で応援している女子なんかいない。
きっと、翔にも彩の気持ち伝わっていると思うな。
私なんか、素顔を隠すために結構ダサい恰好してるし・・・
こんな私なんかよりは・・・
彩は明るいし、話し合いの時も私をかばってくれたし。