「あっ、翔君!頑張れぇーーー!」 そう、私たちは正確に言うと翔のクラス(男子の方)を観戦していたのです。 隣で大声で翔を応援する彩。 その姿はいかにも恋する乙女って感じだ。 「ねえ、彩って翔君のこと好きなの?」 私は、これを聞いたらいけなかったのかもしれない。 それに、あとで考えたらわかることだけどこんなにあっさり聞くとか失礼すぎるよね。 でも、彩はいい子だから素直に答えてくれたんだ。 「うんっ!大好きなんだっ!」 なんでだろ、胸がズキズキする。