「まあ、焼けると風呂の時に痛いし。そいえば、第一試合はうちのクラスの女子とだよな。」



「うん、そうだったね。」




「見といてやるよ。」



得意げな顔で自慢してくるけど、私にとっては本当につらいだけなんだけどな。



「やめてよね、私運動本当にダメなんだから。」



「50M何秒?」



・・・痛いところつかないでよね。



どうせ翔なんか見るからに運動神経よさそうだし。



「8.1秒。」



私は、単語で答えた。



「8.1!?・・・それ十分速くない?」



「全然速くないからね、本当に。」



走るのとか苦痛で困る。