「んー・・・とりあえず大前提に園田さんは参加しなくていいからね。」
「えっ・・・!いや、先生全員強制参加って言ってたし。」
私は、すかさず反論する。
すると、女子の皆さんにぎろりと睨まれました。
「そのことは、なんとか私たちが誤魔化すから応援してて。」
リーダー的存在の子はニコリと笑ったけれども、目は笑っていないです。
「種目は、バスケットボール。園田さんって、いかにも運動できなさそうだから。」
誰かがボソッとつぶやいた。
そりゃあ、できないけどさ。
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