「でも明日からまた撮影じゃない?」



「うん、今度はいつ戻ってこれるか決まってなくって不定期なの」




もちろん、ドラマの関係でね



「頑張ってこいよ、俺もちゃんと見ててやるから」



「別に、秋になんか見てもらわなくても大丈夫ですー」



「わっ、ひでえ。ミルクティー貰いっっ」



そういって私のティーカップを口に運んだ秋



「最低ー。もう飲めないじゃん」



「わ、そういうこと言うんだ、そっちのが最低じゃん」



「ねえ、秋?」



「ん?」



「好きになってくれてありがとね」



ちゃんと...私も自分の気持ちに正直にならなきゃね