美月SIDE
「きゃぁぁぁあああああ」
横を吹きぬける風。
ぶんぶん揺れる体。
はい、只今ジェットコースターに乗っています。
やっぱり、仕事の疲れはこれに限るでしょ。
「...はぁっ。美月さすが、絶叫系強いね」
ふらふらした足取りでジェットコースターから降りる玲央。
「玲央ふらふらじゃん。大丈夫?」
「まあ、もう慣れたよ」
「そりゃあそうだね」
「立て続けに5回も乗ったらね」
はい、5回目のジェットコースターだったのです。
「俺、絶叫系無理なんですけど」
はい、昔から玲央は絶叫系が大の苦手でした。



