「翔くーん、今日は私たちと遊ぶって言ってたよね?忘れちゃったのぉ?」 鈴が鳴るような澄んだ声の語尾がわざとらしく延びた声が聞こえた。 どっかで聞いたことのある声。 その声に体を反転させた。 「えへ、私と彩でデートしよ♪」 「音々...」 色素の薄い髪を緩く巻いた音々とその姉の彩がいた。 2人は校内でも有名な美人姉妹らしい。 秋情報だけど。 「あ、そうだったな。じゃあ行くか」 「「うん♪」」 助かった。 俺は音々の手を取った。