「痛いっ!」 「ん?」 「ちょっ、髪...」 目の前で玲央の服のボタンに引っかかった私の髪がピンと張る。 「悪い悪い、取るから」 「う...ん」 時折、玲央の吐息が耳にかかる。 「ふっ...ん」 「...よし、取れた。って、美月大丈夫か?」 「え、うん」 「顔赤いけど?」 「...耳がっ」 一気に耳から体中に血が駆け巡る。