「きゃぁああー美月さん、上っ!」






突如スタジオにアシスタントさんの声が響いた。


「えっ?」



え、噓。


私に向かって倒れてくる私の三倍くらいあるカメラ。



ちょ、やばっ。



って、認識できたときには既に時遅し。



----ガコンッ



カメラが音を立てて倒れた。