「もしかして自販機のところにいた男が原因?」 「え?」 「美月が浮かない顔の理由」 人通りの少ない道にある私の家。 そこまで送ってくれている玲央が問う。 その男はたぶん翔のこと。 「ちが...」 「あいつって美月のなんなの?」 「ちょ...玲音」 じりじりと近づいてくる玲央の顔。 「俺にキスされんのいや?」 「そんなんじゃ...」 ちょっと待って、私何って言おうとしてるの? 駄目だよ、翔がいるのに...