結局、翔と2人っていうことではなく翔と私と、萌と早田君と過ごしました。




なんか、またクラスで浮いたままになっちゃうのかなって思ってたけど萌のおかげで楽しいよ。




「...地味子がにやてるぞ」



「...やべぇ、俺不吉な予感してきた」



「俺らは何も見てない、いいか?分かったな?」




え...?



私に背を向けて逃げていく男子生徒3人。



「美月ー!ごめん、トイレ混んでてさ」



「いいよー...」



「どうかした?」



「ううん、なんでもない」



私を見て逃げていったって言ったら走って追いかけそうだもん、萌は。