「よしっ」 完璧に服着ました。 「じゃあ、行くか」 「うん」 私は、近くにあった自分の鞄を手に取ると翔の後に続いて控え室を出た。 「あっ、やっと出てきたぁ!」 ベンチに座っていた春さんが手を振る。 結構、待たせちゃったかな。 「お待たせしてしまってすいません!」 「いいのよ。じゃあ、行きましょうか」 春さんは私の手を強引にも取ると駐車場の方へ踵を返した。