私のためだったら何だってやっちゃうようなちょっと怖い姉。




そして今回も私と翔が付き合うために美月をいじめさせた。




でもそんなことしてなんで私は翔が振り向いてくれないって気づかなかったんだろう。



自分にどれほど自信があったのかは分からない。




モデルとして、翔を好きな立場として、絶対に美月だけには譲れないと思っていた。




そして、いじめが決行されて計画通り私は翔と付き合うことができた。



その日にしたキス。



何の感情もこもっていない一方的なキス。




取られるのが怖かった、



美月よりも先にキスしたかった。