「へえー。じゃあ、園田美月の目の前でも同じこと言えるのかよ」
「...!?何で地味..園田さんの?」
今、完全に地味子って言いかけたわよね。
「...ま、何でかは自分がよく分かってるんじゃないのか。ってことで、じゃあな」
翔が立ち去っていった音がした。
体が弱くてあまり学校に来れない私でも知っている名前
“園田美月”
眼鏡にダサい格好をしているからみんなから地味子だと軽蔑されてる。
でも翔がそんな子に気をとめていたなんて知らなかった。
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