ドスン....



ベッドに重く沈んだ私の体。



携帯を充電器にさして天井を仰ぐ。




なんなんだろ、あの感じは...


真剣というか重いというかなんか刺さるような感じがした。




「♪~~♪~」




携帯の着メロが鳴る。



私の好きなアーティストの曲。



仕事用と私用は使い分けているけどこっちは私用。




「はい、美月です」




耳に携帯をあてがった。