黒いサラサラの髪に健康的だけど綺麗で滑らかな肌。
くるっと切れ長の瞳。
どうにも見間違えることのできない完璧な容姿。
「ねえ、翔。もしかして、美月ちゃんと同じ学校?」
「...こいつ、美月っていうのか」
こらっと、春さんに頭を叩かれた翔。
「女の子にこいつとか言わないの!...それでどうなの?」
「...ああ、同じ学校で、同じ学年だよ」
はい、完全にアウトなのです。
不敵に笑う毒舌君こと翔くん。
「って、いうか春さんの弟なんだ...」
「あの地味子がGIRLESTのMIDUKIなのか」
「そうよ、私の可愛いー弟」
運命のいたずらとしか言いようのない非常事態です。



