「この人はもう私の愛したあの、

王子様ではないわ」

姫は、百万回も泣きました。

王子の嘘に、弱さに、浮気に傷つき、

悩み、苦しみ、何度も何度も。

別れようと、心に決めたり取りやめたり。

それでも。