ある日

姫は王子と出会いました。

王子は

勇ましく

凛々しく

限りなく、やさしく。

力強く

姫を抱きしめ

「永遠に君を愛し続けます」

と、誓いました。

姫は

「この人以上に私を強く愛し、守り、

求めてくれる人は他にはいないわ」

そう、思いました。

けれど、長い長い年月が経ち、

やがて姫は気づきました。