それから、少しずつ。 深く、深く、熱いキス。 体の芯からとろけそうな、甘いキスをする。 「フ……、んっ…ア…ッ」 「ねぇ、あゆむ…。」 重ねた唇をそっと離し、低い声で私に問い掛ける。 「ん…?」 「……好きだよっ」 「へっ…?な、何?いきなり……!」 びっくりして変な声がでた。 「俺が高校卒業して、ちゃんと働けるようになったら……、 結婚して…………?」