俺様と闘う私『一部・完』

 もういい。


 私のストレスが貯まるだけだ。


 もしストレス貯金箱があるなら、今日1日で、いや、わずか30分以内で。


 私は満タンになったに違いない。



 「理香。王へんに里の理、に香るで理香」

 「そうか」



 ―――おいおいおい!


 聞いといて『そうか』だけかよ!!



 と思っていたら



 「理香」



 呼ばれた。



 途端に私の心臓は早鐘を打った。



 奴の呼び方が、声が、やけに響いて聞こえる。



 ムカつくのに、腹立つのに。



 名前を呼ぶだけで私をドキドキさせるコイツに、悔しいくらいに負けている。







 「お前の毎日。俺が買ってやる」