笑顔を見せるのはちょっと無理だけど、とりあえず睨みは引っ込める努力をした。
そして。
忘れつつあるけど、この腕。
「そろそろ離してもらえませんか?」
そぉっと顔を上げて志貴に訴えてみた。
どう考えてもこの状況、意味不明。
自分から触れるなんてちょっと恐いけど、そっと志貴の右腕を両手で掴んで離そうと試みた。
分かってもらえるだろうか。
私は、対男性初心者。
触れられるのもビックリドキドキだけど、自分から触るなんてほんとに心臓がバックバクなのだ。
ぐっと唇を結んで、ギュッと力を込めて腕を引き剥がそうとする。
けど……
「ダメだ。大雅が居る限り許さん」
「はぁ?」
ドキドキも吹っ飛んで、私は不満声を上げた。
いやいやいや、志貴さんおかしいですよ言ってることが!!
「志貴、意味分かんない。お願いだから離して」
「断る」
「ちょ……っ!!」
私の抵抗により少しばかり緩まったはずの腕は、元どおりに締め直された。
そして。
忘れつつあるけど、この腕。
「そろそろ離してもらえませんか?」
そぉっと顔を上げて志貴に訴えてみた。
どう考えてもこの状況、意味不明。
自分から触れるなんてちょっと恐いけど、そっと志貴の右腕を両手で掴んで離そうと試みた。
分かってもらえるだろうか。
私は、対男性初心者。
触れられるのもビックリドキドキだけど、自分から触るなんてほんとに心臓がバックバクなのだ。
ぐっと唇を結んで、ギュッと力を込めて腕を引き剥がそうとする。
けど……
「ダメだ。大雅が居る限り許さん」
「はぁ?」
ドキドキも吹っ飛んで、私は不満声を上げた。
いやいやいや、志貴さんおかしいですよ言ってることが!!
「志貴、意味分かんない。お願いだから離して」
「断る」
「ちょ……っ!!」
私の抵抗により少しばかり緩まったはずの腕は、元どおりに締め直された。

