俺様と闘う私『一部・完』

 正直、この雰囲気のせいで私は大雅さんをどこかチャラい感じの人間と思い始めていたけれど。


 この人はよくよく考えたら弁護士さんだった。



 しかもやけに華のある。



 その上、なんか引き寄せられるって言うか、なんというか。



 でも今、その原因が……この目なんだって気がついて視線が逸らせなくなった。



 やけに磁力のある目。

 私は、この目を他にも知ってる。




 グレイで……


 深い、深い、グレイ……



 何もかも見透かすかのような、綺麗なグレイ。

 


 一瞬、大雅さんと志貴の目がダブって、大雅さんに引き込まれそうになった。



 その時



 「何やってんだ、お前」



 私の目の前が真っ暗になって、後ろに頭が引き寄せられた。