俺様と闘う私『一部・完』

 しかも相手はまともに話が出来るのかも、謎な状態であるわけで。



 とかなんとか、頭の中をグルグルさせていたら



 「ところで理香チャンさぁ……志貴とは、どぉなの?」



 なぜだか嬉しそうに尋ねられた。



 ―――どぉなの?



 って



 「何がですか?」



 ハッキリ言って大雅さんはよく分からない。



 ただ一つ分かるのは、どうやら私に絡みたくて仕方がないってこと。



 ―――うわ、うざい。


 とは思うものの……


 お客様志貴様の私には、過度な抵抗は出来ない。



 いや、この場合いいんじゃないの?



 とかいろいろ考えつつも、無難に返事をしたのだ。



 それに対して



 「それはもちろん、男女として。だけど?」



 大雅さんは小首を傾げて、怪しげな瞳で私を射ぬくように見つめてきた。