俺様と闘う私『一部・完』

 ど、どどっ、どうしよう!?



 と、とりあえず開けた方がいいの……かな?



 でもでもでも、志貴に断りもなく私が開けるって変じゃない?


 ここは寝たふりを決め込むべき?




 私なりにどうしようかと悩んでいたら、信じられないことに



 「あーけーてーっ」



 ……。


 小学生みたいな叫びをあげてる人が扉の向こうに居た。



 その上さらに―――



 ドンドン、ドンドン!



 うーわー。


 ドアも叩いちゃってるし。



 ……もう煩すぎる。



 ―――開けよ。



 私のせいではない。


 いやむしろ周りの迷惑を考えたら、私は正しい判断をしてるに違いない……



 そう言い聞かせて、入口へと向かった。