大きな広間のある会場付近へ行くと、志貴が受付の方へと向かったので私もいそいそとついて行く。
「はい、ワタナベ様ですね」
「はい」
「お連れ様はお一人様だけでしょうか?」
「そうです」
「かしこまりました。ではあちらでお荷物等お預けになって、会場へどうぞ」
温かな笑みを浮かべた受付係の男性にそう指示を受け、私達は進んだ。
そして、本当に私は焦ることになった。
「あ、あのさ、志貴?」
「なんだ?」
「ここ。どこ?」
「あぁ? ホテルに決まってんだろ」
馬鹿かお前はという冷ややかな顔で私を見下ろす。
……って、そんなこと知っとるわぁぁああ!!!
「ホテルの中ってことくらい私にも分かるってば!」
「静かにな」
「……だ、だからね。何しに来たの?」
「―――あぁ……言ってなかったか?」
「……!!」
こ、こいつ信じらんない。
私がこんなにずっとパニック起こしてるのに、言ってなかったか? ってそりゃないでしょうよ!?
どれだけ私が意味不明状態で頑張ってると思ってんのよ!!
「はい、ワタナベ様ですね」
「はい」
「お連れ様はお一人様だけでしょうか?」
「そうです」
「かしこまりました。ではあちらでお荷物等お預けになって、会場へどうぞ」
温かな笑みを浮かべた受付係の男性にそう指示を受け、私達は進んだ。
そして、本当に私は焦ることになった。
「あ、あのさ、志貴?」
「なんだ?」
「ここ。どこ?」
「あぁ? ホテルに決まってんだろ」
馬鹿かお前はという冷ややかな顔で私を見下ろす。
……って、そんなこと知っとるわぁぁああ!!!
「ホテルの中ってことくらい私にも分かるってば!」
「静かにな」
「……だ、だからね。何しに来たの?」
「―――あぁ……言ってなかったか?」
「……!!」
こ、こいつ信じらんない。
私がこんなにずっとパニック起こしてるのに、言ってなかったか? ってそりゃないでしょうよ!?
どれだけ私が意味不明状態で頑張ってると思ってんのよ!!

