俺様社長は左手で愛を囁く

翔が何か色々と話をするけど、

私はずっと無視し続け、

ほぼ顔まで浸かってる私は、

案の定、お湯にのぼせ。

・・・

気が付いた時には、

寝室の天井が見えた。

・・・

「やっと気が付いたか?」

少し心配そうに、

ホッと溜息をつきながら、

そう言って微笑んだ翔。

・・・

私は布団を目の下までかぶり、

翔をちらりと見た。

・・・ン?待てよ?

私が今ここで寝てるってことは、

裸のままここに運ばれたのかしら?

おそる、おそる、布団の中を覗き込む。

「ちゃんと、バスローブは着せた」

・・・

頭の上にそんな言葉が降ってきた。

恥ずかしすぎて、

今、布団から顔を出すことは無理に等しい。

・・・

「顔を出せ、少し水分を取った方がいい。

ほら、早く」