「彰くーん!! 一緒に帰ろー!!」

「……」



大人数の女子が、
俺の帰りをまっていたようだ。

中でも七美ちゃんが
かなり声をあげて必死なように見える。



どうしよう……



俺は、これから
女子の相手をする事になった。



でも、その中に、

瞳の姿は

なかった。