____昼休み__


この学校は体育館の裏にあまり人が近寄りたがらないような、じめじめして体育館の影により薄暗い場所がある。




毎日俺はそこでアイツと弁当を食べていた。







「橋川っちイケメンだったよ~」

変人こと谷原優花だ。


そして俺は体育館の壁に腕を組みながらもたれている。弁当はすでに食べ終えていた。



「お前は相変わらずの変態ぶりで。」

「ありがとー」

「いや、褒めてねぇから。」

ただ教室のときとの違いは俺がコイツと一緒に居ることだけではない。











《二人とも》無表情なこと。