「俺ら、この子らのツレだけど、お前ら何やってんの?」
助けてもらった私でさえゾッとしてしまう黒い笑顔を、前にいる男の人3人組に向けている。
「女に手ェあげるとか最低だな。」
低い声で男を睨み付けながら言い放った奏弥くん。
「ひっ|||、す、すいませんでしたぁぁぁぁ?」
男の人達は、すぐさま退散してしまった。
「もぅ!なんでもっと早く助けてくれなかったのぉ?ばかぁ!」
さくらは、涙目で奏弥君に訴えていた。
「わりぃ。わりぃ。な?次はもうねぇから、な?」
「うぅ…、そんなのあたり前だよぉ!」
「怖かったぁ」と言っているさくらは奏弥君と抱きあっていて、もう落ち着いていた。

