―――――――― ――― 家に帰るとマキノが兄と二人でいた。 「ただいま帰りました。」 と一言言って2階に行く。 今は マキノのせいで、話すなんてことをしたら何だか分からなくなってきそうで 顔を会わせられなくて。 だめだ… やっぱり 私はマキノが好きだから、 マキノのことになると冷静になれない。 「マキノのせいですよ。 本当にマキノせいです…」 いつから 私はこんなに乙女チックになったんだろう。 マキノが好きだから、 とか関係無く、 私はマキノに彼女ができるのが嫌です。