「付き合って……ない」
「えぇ、付き合っていませんよ。
それが何か?」
「い、いや…
付き合っている…みたいだったから」
何なんですかそれは、
それが理由で私の大事な一人の時間を潰されたんですか?
ふざけるのも大概にしてほしいですね、
「わかったのなら、
あなたの友達の所にでも戻りなさい」
と私が言うと
頷いて去っていった。
チッ
私だってマキノと付き合えるものなら付き合いたいんですから。
―水着を着ましょう―
チラッ
水着姿になったかんなを見たら、滅茶苦茶どす黒いオーラが出ていた。
(何があったんだ?)

