もっと早く逢えていれば良かった〈昴side.〉

「白神は水無瀬の隣な!」



父親が勝手に仕組んだであろう席を指差した。
その席へ座る。



「よろしくね、綾乃」


「よろしくお願いします…」



なんでそんな怯えているのか…。
笑顔怖かったか?



「前から気になってたんだけどさ、敬語、やめてくれないの?」



同じクラスメイトで敬語はおかしいし、俺的にもタメのほうが楽だった。