もっと早く逢えていれば良かった〈昴side.〉

勝手にフラフラと何処かへ行ってしまうような患者を探すのは大変だ。
少しのんびりしたいし屋上へ行くことにした。

ゆっくり階段を登っていく。

10階へ着くと人気が少なくなっていた。
この先は準備室が多いみたいだ。


屋上のドアをゆっくり開ける。
キィ…と歯切れの悪い音がした。

一歩踏み出した先に、キミがいた。