もっと早く逢えていれば良かった〈昴side.〉

それから何度か怒られる2人を見ながら完食した。



「ごちそうさま」


「お粗末様でした」


「もう食べ終わったの⁉︎」


「変な言い合いしてるからだろー」


「真剣な言い合いだ!」



また変なことを言い出していた。

そんな中、インターホンが鳴った。



「お兄ちゃーんいるよねー絶対いるよねー」



近所迷惑なくらい大きな声が聞こえた。



「この声涙架ちゃんだね」


「……悪い」



玄関を開けるとたくさん荷物をぶら下げた涙架がいた。



「その荷物なに」


「友達と出かけたら買いすぎちゃったから尋さん家近いの思い出して寄ってみた!」


「送っていけってか…」


「そそ」