もっと早く逢えていれば良かった〈昴side.〉

「ちょっと部屋行ってくるー」



未だにレポートに向かっている光輝と原田に声をかけた。



「「はーい」」



何も疑うことなく返事が返ってきた。


一度入ったことのある部屋に足を踏み入れた。



「じゃあ話聞かせてもらおうかな」


「話の意図が見えない」


「悩み事あったりする?綾乃ちゃんのことだったり」


「ない」


「質問変えようか。眠たい?」


「……」


「じゃあおやすみ」



横になり布団をかけられると気持ちが良くてすぐに眠ってしまった。