もっと早く逢えていれば良かった〈昴side.〉

「大丈夫だから。アイツの傍にいられるだけで幸せだから」



話しかけ続ければきっと目覚めてくれるだろうから。



「昴って結構純粋だよねー」


「外見と内面の違いなー」



「がんばれ」と言い、戻っていった。

昼から休みな俺はまた綾乃に話しかける。



「綾乃、覚えてるか?このネックレス、綾乃が俺にくれたんだ。毎日つけていたいけど、職業が医者だからな。つけていられないんだ。でも、ちゃんと肌身離さず持ってる。綾乃から貰った大切なものだからな」



ただ壊したくないだけ。
付けていたいけど失くしたくない。

綾乃からの初めてのプレゼント。