もっと早く逢えていれば良かった〈昴side.〉

薬を飲んで眠りについたのを確認して部屋を出た。



「熱は?」


「39.2度でした。暫く学校休ませてあげてください」


「そうか……頑張らせすぎちゃったか……」



落ち込むのはお互い同じか。



「じゃあ俺帰るんで」



靴を履いて玄関を開ける。



「何もかもしてもらって悪いな」


「いえ、これも仕事みたいなもんですよ」


「まぁ、頑張れよ」




皆からの期待が重くて潰れてしまいそうだ。