もっと早く逢えていれば良かった〈昴side.〉

「小学生の頃、お前ずっと一人でいたじゃん?話しかけて良かったなーって」


「一人でいたわけじゃ……」



周りの奴らがみんな離れていくだけで。



「クラス一緒になる前からスゲー奴がいるって噂聞いてて、学年上がって一緒になった時運命感じたわ」



あの、ちょっと、過去の話とか今関係なくないですか。



「海外行っちゃってからも電話してたけど、声からして無愛想だったのにこっち帰ってきたら雰囲気変わってるし」



それは……綾乃のおかげというか……?
おかげってなんだ?



「前の昴も今の昴も俺は好きだけどな」



待て、これは何の告白だ。