もっと早く逢えていれば良かった〈昴side.〉

「待った?」



急にドアが開く。



「まだ10分程度しか…」



あと3人と言っていたが早すぎる。



「緊急の用事入ったからーって他の2人にまわしてきた」


「わざわざすみません…」


「神無月尋くんでしょ?何かあったら院長に怒られそうだしねー」



喋りながら吸入の準備をする先生。



「尋、大丈夫か?」


「ん、平気ー。大分楽になった」



辛そうな顔で笑った。