もっと早く逢えていれば良かった〈昴side.〉

「信用してあげてくださいよ、医者になった頭はあるんですから。一応」


「うーん……」


「ねぇちょっと?本人いるんですけど?なに話してるんですか?」


「「いたのか」」



本気で気付いてなかった。



「俺でよかったら出ますから俺の信用度下げないでください……」



もう遅いと思うぞ。
周りの人たち嫌な顔してる。



「じゃあ頼んだよ、事項は全部これに書いてあるから」


「はい…」



肩を落としながら紙を受け取る原田。



「頑張れ」



応援したはずが更に落ち込んでしまった。
すまん。