もっと早く逢えていれば良かった〈昴side.〉

チャンネルを何回もまわす。
この時間は何も面白そうな番組は入っていないようだ。

暇になって頬杖をつく。

いつの間にかボーっとしていた。



「すーばーるー」


「ん?」


「やっぱなんかあった?」


「それ俺も思った!」



出来たてのハンバーグを口に運びながら二人して問いかけてくる。



「何でもない」


何回もしつこく聞いてくる。
答えたくなくてただその一点張りで通した。