もっと早く逢えていれば良かった〈昴side.〉

そして離そうとしても服を引っ張る涙架を何とか帰らせ、再び綾乃の元へ向かった。



「綾乃ー?」



ノックをしてドアを開ける。



「やっぱ眠ってたか…」



心電図は今のところ問題ない。
脈は頻脈だけどまだ大丈夫。
呼吸音は……苦しそうだった。



「よくこんなんで寝れるよな…」


慣れって怖いな…。