もっと早く逢えていれば良かった〈昴side.〉

「調子どうですか?」


「全く問題ないでーす」


「じゃあ服捲ってください」


「はーい」



目を瞑って音だけに集中する。
綾乃と違ってリズムのいい音。



「はい、問題ないですね。明日念のため検査して問題なかったら明後日退院しましょうか」


「やった!」



はしゃぐ少女。


俺も、この子みたいな笑顔を綾乃にさせたい。

きっと、綾乃の笑顔は世界で一番可愛いはずだから。